2013年10月24日木曜日

東京でのGoogle Apps Script勉強会「Tokyo GAS 2013 秋 #4」に参加してきました!

さる2013年10月18日(金)に、麹町のKDDIウェブコミュニケーションズ様のセミナールームで、東京でのGoogle Apps Script勉強会「Tokyo GAS 2013 秋 #4」が開催されました。
簡単に様子をレポートしたいと思います。
今回は、山本さんや児玉さんに、勉強会の様子を撮影いただいきました。感謝!

さて、今回は、株式会社クイック山本さんのGoogle Apps Member's Talkでの告知が効果的で、40名を超える方にご参加いただきました。



勉強会のアジェンダは、以下です。
19:00-19:20 初めてのGoogle Apps Scriptプログラミング (yuka_matsudaさん)
19:30-19:50 もうすぐ公開予定「123MAPS by 株式会社らしく」でのGASの使いどころ(JunyaSatoさん)
19:50- 20:10 Google Apps Script&Google Siteで社内ポータルサイト構築(jigyakkumaさん)
20:10- 20:30 JavaScript 初心者が GAS で業務用のウェブアアプリケーションを作ってみた(荒井さん)
20:30- 20:50 GAS Update (soundTricker318)
イベントの告知ページはこちらです。


まずは、松田さんの、ハンズオンでのGoogle Apps Scriptのご紹介。はじめて参加された方から、「わかりやすい!」と好評でした。


つづいて、私 株式会社らしくの佐藤が「もうすぐ公開予定『123MAPS by 株式会社らしく』でのGASの使いどころ」というテーマで、GASがすごいと思うところや、活用例をお話ししました。伝わったらうれしいです。
お話しした内容はこちら。


某面白法人の山田さんが、「Google Apps Script&Google Siteで社内ポータルサイト構築」という内容で、お話しいただきました。
カジュアルに開発できるのがGASというのが、よいフレーズですね。使わせてもらおっと。


東洋ビジネスエンジニアリングの荒井さんが「JavaScript 初心者が GAS で業務用のウェブアアプリケーションを作ってみた」というタイトルでお話しいただきました。
ScriptDBを使われたそうで、かなりドロドロだった様子を赤裸々にお話しいただきました。
参考になりました!


最後は、恒例になる予定の大橋さん(soundTricker318)による「GAS Update」。
前回のTokyoGASから今回のTokyoGASまでの間のGoogle Apps Acriptのアップデートをかいつまんで説明してくれるという企画。
※大橋さんの写真はアップでね。

そして、懇親会に突入しました。


次回のTokyo GAS 2014 冬 #5は、2014年1月17日(金)に、KDDIウェブコミュニケーションズ様のセミナールーム開催予定です。
、KDDIウェブコミュニケーションズさん、いつもありがとうございます!

2013年8月24日土曜日

Hubspot社のInbound 2013に参加してきました。(その1)


Hubspotという「インバウンドマーケティング」という概念の言い出しっぺの会社のカンファレンスに参加してきました。
今回から3回に分けて、書いていきたいと思います。

まず、今回は、基礎情報とカンファレンス前に行われた「Hubspot Certification」というインバウンドマーケティングとHubspotソフトウェアの研修の様子を書きます。

インバウンドマーケティングとは?

こちらは、ネットで検索していただくといろいろと情報が出てくると思いますが、ここでは私の理解を書きます。

何かを販売する際の手法として、おおきく以下の2つの方法があります。

  • 売り手側が「この人・この会社は私の製品・サービスに興味があるかもしれない」と思い売り手側からアプローチする方法(プッシュ型販売)
  • 売り手側が自社の製品やサービスのメリットを広告等を使って広く投げかけ、興味を持ってもらった方から売り手側にアプローチしてもらう方法(プル型販売、反響対応型販売)

インバウンドマーケティングは簡単に言うと、反響対応型販売を現在の検索エンジンやソーシャルメディアが当たり前になった時代に発展させた手法、ということができると思っています。
かねてから、無料冊子を提供して情報を提供し、ある意味消費者を育てながら、自社製品を販売するという手法をとっている会社は存在しています。
現在は、検索エンジンとソーシャルメディアの爆発的な進化と普及により、それほどコストをかけなくとも、反響型販売が実現できる時代になっています。

また、Hubspot社が提唱しているインバウンドマーケティングとは、お客様に役に立つ無料のコンテンツやツールを提供することを提唱しているのはもちろんですが、お客様に愛される、お客様を虜にする、というメッセージが含まれているのが特徴的だと思います。
今回のカンファレンスに参加して感じたいと思ったきっかけも、この部分にあります。

弊社は昨年12月からHubspotソフトウェアを導入し、無料コンテンツや無料ツールの提供をコツコツと続けています。
これまで、十分にトレーニングを受けずに使っていることから、十分にHubspotソフトウェアを使いこなせているとは言えない状況です。
この秋から、より積極的にインバウンドマーケティングを進めていくために、今回、研修に参加しました。

Hubspt Certification

この記事では、研修内容の網羅性というよりは、会場の雰囲気や私が感じたことを主体に書きます。

まずは簡単に研修の概要と構成を。
Inbound 2013の前日の2013年8月19日(月)に開催されました。
今回、「Inbound Certification」と「Hubspot Certification」の2つの研修トレーニングが提供されていました。
Inbound Marketing Certificationは一般の参加者向け、
Hubspot Certificationは、Hubspotユーザー向け、という感じです。

私はHubspot Certificationに参加してきました。200人くらいの申し込みがあったようで、2つの部屋に分けて実施されました。

研修は以下のような構成と仕様でした。
1)Hubspotの提唱するインバウンドマーケティング実現のための方法論に沿って、Hubspotソフトウェアを学習する。

ワークショップを交えながら、8:30-16:00までみっちりでした。
2人のトレーナーが担当してくれました。
それと、後ろに10人くらいのHubspt社員が控えていて、ワークショップの際の質問に回答してくれました。これまで分からなかったことをいろいろ質問できて、理解がかなり深まりました。

Hubspotは現在は英語版しかないのですが(これはちょっとつらい)、来年のいづれかのタイミングで日本語版も提供されるとも教えてくれました。(8/25追記)

こっちのトレーニングに参加するといつも思うけど、セッションのリードがうまいなー。
でも、トレーナーの話す英語が、ナチュラルスピードよりも速い英語で、時差ぼけの私にはつらかったー。

最後に、学習した内容にもとづき、以下の2),3)をクリアすると、Certification(認定証)が送られてくるという仕様です。
2)Certificationテストを受講。制限時間は90分で、75問のうち75%以上の正解で合格。
4択か2択でした。

79%の正解率で合格!パチパチ!
簡単だろうと思っていたのですが、けっこう難しかったです。

3)実際使っているHubspotに、提供されるお題にもとづき、必要な設定を施し、Hubspotに提出する。要は、自分でより高度な利用ができるように導いてくれるわけです。
これは、研修時間内ではなく、1週間以内に実施して提出するようになっています。

私はこのあと、日本に帰ってからやります。

<感想>
この研修に参加してびっくりしたのは、アジアからの参加者が予想以上に少なかったことと、女性の参加者が多かったことです。
シンガポールやオーストラリアからの参加者はいるのかなと思っていましたが、ほとんどがアメリカの方でした。あとカナダとヨーロッパの人たち。
女性の割合が50%に迫るくらいだと思います。やはりアメリカは女性が普通にバリバリ働いていることを感じます。そして、マーケティング分野なので、より女性が活躍しているのだと思います。
また、Hubspotの社員の人たちも、Hubspotで働けているのが楽しく、そして、誇らしげな感じが伝わって来ました。

p.s.なぜか提供されたランチの写真は撮ってたのに、研修の雰囲気を撮ってくるの、忘れました。。。

2013年8月7日水曜日

Googleスプレッドシートを軽量なクラウドデータベースとして使う手法

2007年ごろ、セールスフォース・ドットコム社に勤務していたころ、お客様にSalseforceをご提案・導入支援する際に言われたことは、こういうことが多かったです。
「営業案件の情報を、『1件づつ1画面で情報を入力・更新して保存する』というのは、めんどうくさい。50件とか担当している案件を更新するとすると、すっごく時間がかかる。
表計算ソフトのように、1画面でたくさんの案件を登録する方法はないの?」
確かに、お客様のおっしゃることは良くわかりました。

この経験があったので、今回ご紹介する方法に気づいたのかもしれません。

ウェブエンジニアの中では知っている方は多いのですが、Googleスプレッドシートのデータは、人間がアクセスする以外に、コンピュータがアクセス可能です。(APIがあるということです。)

ご紹介するために、商店街ウェブサイトでの活用例を作ってみました。

商店街は、商店街に加盟している商店や飲食店から、会費を徴収しています。
加盟店を管理するために、加盟店リストを作成しているのですが、このリストをEXCELでなく、Googleスプレッドシートで管理すると、加盟店の管理のみならず、ウェブの加盟店ページも更新できます。

まず、Googleスプレッドシートに、店舗情報を登録し、ウェブ公開します。


そのスプレッドシートに、APIを利用して、データを取得し、ウェブページに表示します。
こんなページをサンプルで作ってみました。


店舗のカテゴリで、絞込みもできます。


店舗の詳細情報は、こんな感じに表現してみました。


別のページで、地域のイベント情報のサンプルページも作ってみました。

もちろん、こちらもGoogleスプレッドシートをクラウドデータベース的に使う方法です。



このサンプル商店街ページはこちらです。
※「店舗リスト」と「イベント」のメニューのみ、サンプルが表示されます。


今回は、商店街での店舗紹介ページを例にとりましたが、多店舗展開している企業様の店舗紹介ページももちろん作成できます。
もしご興味がおありであれば、お気軽にお問い合わせください。





以前、カンファレンスで発表した際のプレゼンテーションシートはこちらです。

2013年8月5日月曜日

TokyoGAS 2013夏 #3 〜東京でのGoogle Apps Script勉強会〜 が開催されました。

去る2013年7月24日(火)に、第3回目となる「TokyoGAS 2013夏」が開催されました。 ちょっと時間があいてしまいましたが、レポートしたいと思います。

まず、今回の開催から、有志の運営チームが主体となって、企画・運営しています。
現在7名で運営しています。

当日の開催概要やアジェンダは、こちらをご確認ください。

まず、今回から、割としっかりとした運営となったことを現すように、ブログ「non-IT女子はGoogle Apps Scriptを使いこなせるようになるか?」のオーナーである松田さんによる、Google Apps Scriptのハンズオンセミナー。
きちんとスライドも用意されていて、十分に時間も取られていて、わかりやすかったです。



次に、Google Apps Script界隈では有名かつ貢献度大なSoundtricker(大橋)さんによる「Google Apps ScriptのExport/Inport」のお話。
ネットにつながらないローカル開発が可能になったとのこと。さらに、Google標準の機能に加え、大橋さんがローカル環境からGASにいっぱつでアップロードしてくれるコマンドも開発中のよう。
デモも大成功していました。



続いて、落ち着いた雰囲気のクイック社の山本さんが、クイック社でのGoogle Apps Scriptの活用事例や、クイック社のGoogleへの期待、山本さんのTokyoGASへの励ましの言葉など、いただきました。
いやー、Google Apps Script、活用されています。
山本さんのスライドやスプレッドシートの色使いや余白の使い方もきれいでした。



最後に、GDE(Google Developer Expert)でGAS担当のa2cさんによるGoogle I/Oのタイミングで拡張されたGASの新機能について話していただきました。
GoogleフォームやGoogle文書でもGASが使えるようになっていることを、デモを交えて説明していただきました。
ちなみに、a2cさん、ちょうど自宅の引越と重なってしまい、なおかつ、トラブル中とのことで、発表後に速攻で帰って行きましたー。


勉強会はここまで。
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その後は、いつものように懇親会。
今回、なぜか、飲み物が多すぎました。たぶん、私の発注ミス。
そして、いつものように、懇親会の写真を撮り忘れ、雰囲気を伝えられない。。。

おもしろいお話を、たくさん伺えました。
次回もKDDIウェブコミュニケーションズ様の会場をお借りして、2013年10月18日(金)に開催する予定です。

2013年7月15日月曜日

Google Appsを拡張するGoogle Apps Script入門セミナーを定期的に開催します。

Google Appsを劇的に拡張してくれるGoogle Apps Scriptのセミナーを定期開催します。

「Google Apps Scriptでプログラミングを学ぶ本」をテキストとし、実際にプログラムを作りながら学んで行きます。
通常価格は31,500円(税込み)ですが、7月中の開催におていは、特別価格5,250円(税込み)で提供したします。会場は、品川区の武蔵小山創業支援センターになります。

ご興味がありましたら、Google Appsを拡張するGoogle Apps Script入門セミナーのページをご参照ください。

2013年6月5日水曜日

【非公式翻訳】Googleフォームのエントリーを管理する

この記事は、Google Apps Script の公式ページ内のチュートリアル Quickstart: Managing responses for Google Forms の非公式翻訳です。
2013年のGoogle i/oで機能追加されたGoogle FormsまわりのGoogle Apps Scriptのチュートリアルです。

このページに記載されたすべてのステップを完了すれば、約5分でGoogleスプレッドシート(以降「スプレッドシート」と記載)のデータに基づいてGoogleフォームを作成し、続いてGoogleフォームに回答したすべての人に、Googleカレンダーの招待と、カスタマイズされたGoogle文書を電子メールで送信するようにセットアップできます。


セットアップしましょう

サンプルのスプレッドシート Apps Script Quickstart: Managing responses for Google Forms を開く。

メニューの「ファイル」>「コピーを作成」を選択する (Googleアカウントへのサインインが必要になります)。

新しいスプレッドシートに名前をつけて、OKをクリックする。

訳者注) 
日本時間と米国時間の関係でこのままではうまくいきませんでした。簡単に動作を確認する目的においては、スプレッドシートの6行目と7行目のデータを削除すると動作します。

新しいスプレッドシートの中から、メニュー項目「ツール」>「スクリプト・エディタ」を選択する。

初期画面が表示されたら、「空のプロジェクト」をクリックする。

スクリプトエディター内の中のすべてのコードを消去して、下のコードに貼り付ける。

メニュー項目「ファイル」>「保存」を選択する。

新しいスクリプトに名前をつけて、OKをクリックする。(訳者注:どのような名前でもOKです。)

メニュー項目「ファイル」>「認証の学習を更新する」を選択する (このステップはすぐに自動化されます)。

ダイアログ・ボックスが現れたら、「はい」をクリックする。

試しましょう


元のスプレッドシートに切り替えて、ページを再ロードする。

数秒後、新しいカスタム・メニュー「conference」が現れる。これをクリックし、「set up conference」を選択する。

ダイアログ・ボックスが現れ、このスクリプトは認証が必要であることを告げる。

OKをクリックする。

新しいウィンドウが開き、このスクリプトがユーザの名前でアクセスすることが許されるGoogleのサービスの詳細が表示される。

警告を注意深く読み、「アクセスを許可する」をクリックする。
スクリプトが認証されたので、再び、「会議」>「会議をセットアップする」を選択する。

数秒でスクリプトが実行される。

スクリーン上部の黄色のバーが消えたら完了です。

「会議」メニューは消え、新しい「フォーム」メニューが代わりに表示される。

これをクリックし、「ライブ・フォームへ行く」を選択する。

フォームに記入して、この架空の会議で出席したいと思うセッションを示す。

2つ以上のグーグル・アカウントを持っている場合、このフォームについて、スクリプトを作成するのに用いたアカウントとは異なる電子メール・アドレスを用いる (第2のアカウントにログインする必要はありません。ただ、上部に電子メールアドレスを入力してください)。

以上が終わったら、「送信」をクリックする。

結果を確認しましょう


Googleカレンダーを開いて、会議の日付:2013年5月15,16日に進む。

各セッションにイベントが表示されている。

フォームに応答するとき異なる電子メール・アドレスを用いた場合、そのアドレスは、選択されたセッションのゲストとして招待されている。

Googleドライブを開く。

選択されたセッションをリスト表示する新しいGoogle文書が表示される。

フォームに応答するとき異なる電子メール・アドレスを用いた場合、そのアドレスは、エディターとしてリスト表示されている。

このフォームへのリンクをほかのユーザと共有してみる。

ほかのユーザが応答するとき、Googleカレンダーの招待とGoogle文書の日程が一致するのが見える。

どうでしたか?

会議を計画していたとしたら、どれ程の時間が節約されたことになるか考えてみてください!
僅かな量のコードだけで、カスタマイズされたメニュー項目を追加し、プログラムでGoogleフォームを構成し、Googleカレンダーのイベントを作成し、あなたの便宜のために、Googleカレンダーの招待とカスタマイズされたGoogle文書を送信するスクリプトを作成することができたのです。

2013年6月4日火曜日

無料eBook「Google Apps Scriptでプログラミングを学ぶ本」を公開しました。

昨年の秋にGoogle Apps Scritpの便利さに気がつき、弊社では積極的に使っています。
はじめるまでの敷居がとても低いので、「プログラミング初心者がプログラミングを学ぶ環境として適しているかも」と思い、この本を企画・作成してみました。

タイトルは、「Google Apps Scriptでプログラミングを学ぶ本」としました。



書き初めて感じたのですが思ったより大変で、だいぶ公開まで時間がかかってしまいました。
やはり本としてまとめる作業は大変だということは予想できたのですが、たとえ無料といえども一般公開することの怖さは、予想していませんでした。

今回、公開させていただいたことをスタートとして、皆さんのフィードバックや書ききれていないことなどを、こつこつと改善していきたいと思っています。

ご興味をお持ち頂いた方、ぜひ、こちらページからお申し込みください。

2013年4月30日火曜日

【非公式翻訳】Google Drive Realtime APIを使って協同的なアプリを作ろう

この記事は、Google Apps Developer Blogに掲載された、"Build collaborative apps with Google Drive Realtime API"の日本語翻訳版です。
原文はこちらです。


ユーザーはGoogle Drive を使って Docs, Sheets, Slidesを作成できるほか、リアルタイムでコラボレーションし、変更を即時・自動で保存できます。新しい Google Drive Realtime APIを使えば、 Google Driveを動作させる同時・リアルタイムのコラボレーションを自身のアプリに簡単に追加することができます。この新しいAPIが取り扱えるのは、ネットワークコミュニケーション、ストレージ、プレゼンス、コンフリクト解決その他コラボレーションに関係する細かいことですので、あなたは優れた apps製作に集中することができます。

Drive Realtime API を開発するのはローカルオブジェクトで仕事をするのと同じくらい簡単な作業です。API が提供するのは、地図、リスト、ストリングスや JSON バリューといった馴染みのあるデータオブジェクトのコラボレーションバージョンのほか、自動同期、これらのオブジェクトへの修正保存です。他のローカルオブジェクトと同様に、アプリケーションはこれらのオブジェクトから読み込み、そして書き込みをします。コラボレーションオブジェクトにはイベント処理変更を追加できるので、アプリは他のコラボレーションからの変更に反応することができます。

Drive Realtime API はオペレーショナルトランスフォーメーション(OT)をベースとしているので、長い待ち時間がかかったとしてもローカルの変更は即座に反映されます。 Drive Realtime API は自動的に変更をデータモデルに変えるので、コラボレーションしている人は同期された状態を維持できます。

アプリケーションで基本的な収集が十分でなければ、Drive Realtime API はカスタムオブジェクトやレファレンスをサポートしますが、これにはツリーや任意のグラフ構造を含みます。他のコラボレーションオブジェクトと同様に、Drive Realtime API は自動的にこうしたオブジェクトを他のコラボレーションレーターたちと同期し、Driveに保存します。

コラボレーションアプリケーションではプレゼンスが重要なので、 Drive Realtime API では誰がアプリケーションに接続しているかを追跡し、誰がコラボレーションに参加し、コラボレーションから去り、変更を行ったかについてのイベント情報をアプリに提供します。

Drive Realtime API を使った装置とドキュメント上のコラボレーションレーターへの表示

Neutron Drive, Gantter と draw.io は、Google のDrive Realtime APIを使ったアプリでリアルタイムのコラボレーションを可能にします。作動中のDrive Realtime APIを見てこれらのアプリを確認してください。

Neutron Driveで編集するコラボレーションコード
Neutron Drive は Google Driveに保存されるテキストとソースコードファイル向けのオンラインエディターです。これを使えばDriveにあるテキストやソースコードファイルをコラボレーションで編集できるほか、Google Docsと類似したコラボレーションエクスペリエンスを体験することができます。これは、タイピングのシェア、アクティブなコラボレーションレーターの閲覧、カーソルポジショニング、選択されたテキストといったものです。これらは全て、Neutron Driveによって提供される構文強調表示やその他の進んだ機能に追加されるものです。さらに知りたい方は下の動画をご覧ください。

Gantterでスケジューリングするコラボレーションプロジェクト
Gantterは無料のオンラインプロジェクトスケジューリングツール、Gantt ダイアグラムエディターです。これを使えばコラボレーションしながら、そしてリアルタイムで、プロジェクトスケジュール管理ができます。その他の特徴はDrive Realtime APIで動作するエンベッディッドチャットです。作動中のGantter’s 新しいリアルタイムコラボレーションレーション機能については下の動画をご覧ください。
draw.ioを使ったコラボレーションダイアグラミング
draw.ioはダイアグラムアプリケーションで、これを使えばフローチャート、UMLダイアグラム、そして電子回路のような、様々な種類のダイアグラムを描くことができます。即時に他のコラボレーションレーターからのアップデート情報を見ることができます。その際、誰がダイアグラムを変更したのか、どこで変更がなされたのかを示す色付けされた印が付けられます。この新しい draw.io コラボレーションベータ版をrt.draw.ioで試してみてください、そして下にある動画もご覧ください。
Drive Realtime APIについてもっと知る
コラボレーション可能で、カラフルなキューブパズルも作りました。 Drive Realtime API や Drive Realtime API プレイグラウンド(Playground)であなたをAPIにステップバイステップで案内している間、楽しむことができます。アプリはともにオープンソースなので、私たちのGithubレポを確認してください。

Google のDrive Realtime APIテクニカルドキュメンテーションをご覧になり、アプリをリアルタイム対応にしよう!


Brian Cairnsプロフィール

BrianはGoogle Drive開発チームに2011年に参加し、現在コロラド州Boulderに住んでいます。彼は現在Drive Realtime APIのソフトウェアエンジニアチームを率いています。

2013年4月29日月曜日

街バル参加者がお店の混雑状況を共有

街バルイベントが全国的に盛り上がって来ているようです。
品川区の戸越銀座でも、4回目の開催となるヨクバル(酔ぅ喰ぅバル)が2013年5月17日(金)に開催されます。
主催は、戸越銀座商店街連合会さんです。

戸越銀座のヨクバルは、継続開催しているバルイベントとして有名になりつつあります。
また参加者もとても多く、賑わっている感じがとてもステキです。

一方、お店の混み具合が、そのお店に行ってみないとわからない、という不便もちょっと感じていました。

そこで今回のヨクバルでは、むさこ会むさこアプリプロジェクトを中心として、ヨクバル参加者がお店の混雑状況をリアルタイムに共有・更新できるシステムを使い、お店の混雑状況をリアルタイムに共有・更新して、満足度アップに貢献しよう、という企画をやってみます。

ヨクバルに参加する方で、スマホをお持ちの方は、どなたでもご協力いただけますので、ぜひよろしくお願いします。

簡単に手順を説明します。
ヨクバルの参加店舗と混雑状況マップはこちらです。
http://goo.gl/k4msQ



ピンの色で、そのお店の混雑状況を表現しています。

  • 緑:待ちません。
  • オレンジ :待ち時間があります。
  • 赤: 終了しています。

スマホの場合、左下の「現在地表示」をタッチすると、地図上にご自分の位置が現れます。

お店の混雑状況を更新する場合は、ピンをクリック(タッチ)すると現れる吹き出しの中の混雑状況を変更してください。
この際、Googleアカウント(Gmailアドレス)が必要になります。




注意
更新されている情報は、あくまで住民ボランティアによるものですので、正確ではない場合もありますので、ご了承ください。

2013年4月20日土曜日

Tokyo GAS 2013春 〜東京でのGoogle Apps Script勉強会〜 に参加してきました。

1月に引き続き2回目となる”Tokyo GAS 2013春 〜東京でのGoogle Apps Script勉強会〜”に参加してきました。
Google Apps Scriptは、Google Appsを劇的に拡張してくれるJavaScriptベースのスクリプティング環境です。

さて、今回のアジェンダはこんな感じでした。
19:10-19:30 「株式会社らしくではGoogle Apps Scriptを積極活用&提案中!」 (佐藤)
19:30-20:00 「non-IT女子流 Google Apps Script活用事例」(non-IT女子 松田さん)20:00-20:30 「GASのチーム開発 ここがつらひ」 (大橋さん)
※詳しくは次のページをご確認ください。
http://ptix.co/12RxgxB

まず、わたくし佐藤が発表させていただいた内容は、こちらになります。


つづいてnon-IT女子 松田さんのお話
ホームページからのお問い合わせや予約をGoogleフォームで受けて、リアルタイムに自動返信メールを送ったりGoogleカレンダーに登録するスクリプトのノウハウを共有しただきました。



「なるほどー!」と思ったのは、マイクロソフトのワードなどで実現できている差し込み印刷が、Google Appsでも実現する方法。JavaScriptのstring.replace()メソッドを使うのかな?
別途試してみよーと思います。

最後は大橋さんのお話
Google Apps Scriptの大先輩である大橋さん、いつもお世話になってます。
チーム開発するときのつらいとこやはまりどころを共有頂きました。



「おなじスクリプトを同時に編集して、上書きしちゃう」 ---> 開発者ごとfunctionごとに、スクリプトを分けましょう。
「プロジェクト内のスクリプトの行がざっくり1,000行を超えると、保存が30秒とかかかる。」 ---> 共通機能を洗い出して、あらかじめライブラリ化して使いましょう。


その後、懇親会に突入しました。
いろいろな方が参加していたのと、おもしろい情報、いろいろいただきました!
写真、撮り忘れた。。。

次回は、夏にやります。
ちょっと運営母体とか方法とか、いい意味で変えるかもしれません。

2013年2月23日土曜日

〜災害発生後ダッシュボード〜 International Open Data Hackathon Tokyo

International Open Data Hackathon Tokyoに参加しました。


”ハッカソン”とは、8時間とか24時間とかで、なんらかのITサービスなどの成果物を、当日知り合ったみんなで作ろう、というイベントです。
”オープンデータ”とは、オバマ政権下で進んでいる政府や行政が持っているデータを市民やIT技術者に公開しようという流れで、日本でも広まっていくのだと思っています。



当日知り合った9名で、災害発生後ダッシュボードチームとして、災害発生後ダッシュボードのプロトタイプを作成しました。
簡単に、機能(というかデモ)の説明をします。


■前提
201x年2月23日 16:50ごろ、首都直下型の大地震が発生しました。
渋谷区の災害復旧担当者を支援する、災害発生後ダッシュボードサービス(今回の成果物)が使えます。
事前に、渋谷区周辺の避難所情報が、Googleスプレッドシートに格納され、ウェブに公開されています。

■イメージしたアウトプットはこちらです。

















※説明のスライドはこちら



■みんなで作成したアウトプットはこちらです。

※実際のサイトはこちら
http://210.129.192.185/demo/

■チームメンバーはこちら
小嶋 将士 (インフォコム株式会社 http://www.infocom.co.jp
佐藤 純也 (株式会社らしく http://www.rashiku1.com
設楽 恵美 (日本財団 http://www.nippon-foundation.or.jp
千種 芳幸 (株式会社構造計画研究所 http://www.kke.co.jp
初谷 賢一 (NTT都市開発株式会社 http://www.nttud.co.jp/
平本 健二 (経済産業省 http://www.meti.go.jp
升水 啓太 (株式会社エムアウト http://www.m-out.com
三上 悟 (株式会社あくしゅ http://axsh.jp
米村 卓 (株式会社 数理先端技術研究所 http://www.symbiotic.jp
※敬称略、五十音順

■Googleスプレッドシートの施設や店舗情報をGoogleマップに場所を表現する方法
今回の開発では、Googleスプレッドシートに入力した避難所情報を、Googleマップに表示しています。
ベースとなるツールは、無償で提供しておりますので、ご利用ください。
http://www.rashiku1.com/tools

2013年1月13日日曜日

学芸出版社のセミナー「元広告マンが家族と愛媛県に移住 旋風を巻き起こす」のレポート

2013年1月11日(金)に開催された、「元広告マンが家族と愛媛県に移住 旋風を巻き起こす」というセミナーと懇親会に参加してきました。内容をレポートします。
告知のWebページはこちらです。



地域おこし協力隊とは?

総務省の事業です。日本の三大都市圏を対象に、過疎地域への移住を促進するプログラムのです。
(講演の中で、きちんと仕組みについて説明があるのかと思いましたが、詳しい体系だった説明がなく、断片的な情報になってます。ご了承ください。)

  • 総務省の事業です。
  • 市町村がそれぞれのニーズにもとづき、隊員を募集します。
  • 隊員は1年〜3年程度の任期で、その地域に根ざして地域の活性化のための取り組みを行うといます。取り組みは、各市町村によって、違います。
  • 報酬は、ざっくり手取りで10〜20万円/月の間くらいで、総務省の予算から各市町村に交付され、隊員に支払われるようです。
  • 望ましいイメージは、任期が終わったのち、隊員がその地に定住することです。
  • 2012年の秋のクールのドラマで、地域おこし協力隊がモチーフになったドラマがあったそうです。
正式な「地域おこし協力隊」のWebページはこちらです。


以下、講演の様子をレポートします。

講演者冨田 敏さんの略歴

22年間勤めた広告代理店を退社。伊予市の地域おこし協力隊に応募、採用され、奥さんと娘さんと共に11年7月に移住。「ここで暮らして良かった」「ここで穏やかな最後を迎えられる」をテーマに、地域の人々と共に活動。3年の任期終了後の定住を決めている。
(講演告知ページから抜粋)

冨田さんの生い立ち

東京で生まれ、幼少期はご両親のお仕事の関係で日本各地をひっこしした経験をお持ちです。大学卒業後、都内の広告代理店で猛烈サラリーマンをされていたそうです。退職される最後は、営業部長として活躍されたようです。

地域おこし協力隊を知ったきっかけ

リーマンショック後の大不況の際、大規模なリストラ実施の責任者を担当され、そのときにご自身とご家族の将来を考え、独立を決意されたそうです。
広告代理店を辞められた後、那須塩原で学習塾を開業しようと準備していたそうです。
那須塩原にゆかりがあった訳ではなく、学習塾のマーケットとして、魅力的だったようです。(新幹線通勤の比較的所得の高い家庭が増えているということなのでしょう。)
しかし、311の大震災が起こり、原発事故の影響を考慮し、いったん白紙にされました。
そんな中、地域活性化などのキーワードで検索したところ、「地域おこし協力隊」を知ったそうです。

いろいろな市町村の募集がある中からの伊予市を選んだ理由

以下の3つの理由が強かったように感じました。
・あこがれがあった南国というイメージ(でも、冬はそれなりに寒いそうです)
・「地域活性化をお願いします」というざっくりとした仕事内容だったので、仕事への取り組み方に自由度がありそうだった。
・原発被害の影響を受けない地域

隊員としての活動

田舎育ちの私はわかるのですが、よそから来た人が、その地になじむのは大変です。
冨田さんは、集落のすべての家庭にご挨拶にいったり、積極的に明るくコミュニケーションを取るなどして、馴染んでいかれたようです。
地域振興や観光の観点でイベント企画や商品企画を行っているようです。定量的な成果はまとめられていませんでしたが、特産品の「はも」を使った「はもバーガー」というヒット商品を生み出したそうです。
講演を聞いていて、一番の成果と感じたのは、冨田さんの活躍を目にした伊予市の他の2つの集落も「地域おこし協力隊員を招きたい」と思い、募集をしているそうです。


印象的だったこと

伊予市双海町のシニアの方々が「今のこの地域の状況を作ってしまったのは我々だ」と言い悔やんでいるそうです。
「我々が子どもたちに、『ここに居ても稼げないから都会に行け』とけしかけた。だから、この地域の活力が失われてしまった。」
これは、わたしの出身地の岩手県奥州市も含め、日本の田舎は同じ状況だと思います。
私の親世代のシニアの方々が悔やんでいるということにハッとしました。私も東京で暮らしていますし。

地域おこし協力隊に応募される方は、20代の若者、60代オーバーのシニア層が多いようで、冨田さんのような働き盛り世代の参加は比較的少ないようです。
そうだろうなと思うのは、家族を養って行くのにはそれなりの収入を得る必要が多い世代なので、冨田さんのように、深い貢献をできる人はかなり少ないのでは、と感じます。
飛び込んで深い貢献をする人はもちろん大切だと思います。合わせて、軽い貢献をする人も増やしていくのもよいと思います。
例えば、都市圏に住んでいる伊予市出身の方の協力者を募り、伊予市の物産や企画商品を、都市部で販路開拓や販売支援する、なんてことは協力しやすいのでは、と思うのです。
都市圏の住民は、世界的な競争を行っている大企業に勤めている人も多く、彼らかは最先端の組織運営やマーケティングを学んでいる人もいます。
わたしの出身の岩手県南部の市町村と連携してやってみたいと思っているアイディアでもあります。

懇親会の様子

懇親会まで残られた方は30名程度いらっしゃったと思います。
出席されている方は、関西地方の行政関係者の方が多かったです。
勉強になったのは、行政関係者の垣根を越えた勉強会というのが存在し、情報共有のメーリングリストも存在するようです。
頑張っている公務員の方とお話できて、有意義でした。

2013年1月2日水曜日

Amazon Kindle Fire HDを使ってみて実感したこと

2012年末にKindle Fire HDが発売されました。


購入予約していたので、早速その日に届きました。
2週間ほど使ってみて「いいね!」と思ったことと「あれ?」と思ったことが、それぞれあります。
そして、「iPad mini」や「Nexus7」と比較して、「こういうことかな」と、頭の中を整理してみましたので、シェアします。
みなさんからも、いろいろ情報を教えていただきたいので、お気軽にコメントください。

そもそも、メジャーな7インチタブレット「iPad mini」、「Nexus7」、「Kindle Fire HD」の中から、「Kindle Fire HD」を選んだのか?

主な理由は以下の3つです。
  • 電子書籍リーダーのKindleに期待した。
  • ハードウウェアのスペックの価格性能費が高い。
  • Amazonのクラウドと連携して、独自の世界を構築しようとしている感じがする。

  • Kindle Fire HDの「いいね!」

    既にアカウントがセットアップして届く

    考えれば当たり前なのですが、Amazonで注文しているので、Amazon側で私のアカウント情報をセットアップ済みで、Kindleを届けてくれる。 これ、気が効いてる気がして、いい感じ。(嫌だなと思う人がいるのかな?)

    Amazonでショッピングしやすい

    これまた、考えれば当たり前なのですが、Amazonにログイン済み(というか、Amazonのクラウドサービスのフロントエンドデバイス)なので、購入確認ステップが非常に少ないです。
    とっても便利です。しかし、買いすぎる方向に振れる恐れあり。

    Kindle独自ブラウザのシルクが速いかも

    先読みするらしいシルクは速い気がします。定量的にテストはしていません。あくまで実感値。

    7インチサイズは、やっぱいい

    「iPad mini」、「Nexus7」にも同じことが言えると思いますが、7インチサイズが持ち運びにぴったりです。
    電車の中で使っていても、丁度いい大きさだと感じます。 (iPadは、電車の中では、大きすぎました。。。)

    Kindle Fire HDの「あれ?」

    アプリが少ない

    これは、ざんねんマックスだったのですが、アプリが少ない。。。
    Huluがないのが一番ショックでした。
    あと、Google系のアプリが今のところ全滅です。 ちなみに、アプリ内の地図サービスはAmazon独自の地図になるようです。 うーん。

    シルクブラウザの標準検索サービスがbing

    googleを使い慣れている身には、bingは使い慣れないっす。
    設定で変更できるのかなとチェックしましたが、無理のようです。

    電子書籍がまだ少ないのね

    これは、Amazonに限ったことではないですが。
    それと、洋書で、アメリカだともっとやすい本が、日本だと高く値段が設定されているものがあります。これはなぜ?

    たまたまハードの初期不良だったのですが、サポートが「あれ?」

    届いてしばらくして、「自動的にシャットダウンしてしまう」という初期不良がありました。
     初期化しても同じ症状なので、あきらかに初期不良。
    サポートへの問い合わせは、チャット、メール、電話の3つの方法が用意されていました。 チャットしても応答なし。
    メールしても、変な返答&レスポンス悪し。結局翌日に電話して、交換してもらいました。
    その際に、わたしからの問い合わせが統合されていないようで、同じことを繰り返し説明する必要がありました。
    販売開始したばかりで混乱していたのでしょうが、Amazonらしくない感じがしました。

    「iPhone」、「iPad」のkindleアプリでこと足りるかも

    まだ、「Kindle Fire HD」のKindleアプリ使いこなしていないのですが、直接購入する機能以外、それほど魅力的な機能がないのでは、と思うのは私だけ?

    そっかこういうことか

    使ってみて実感したのは、クラウドサービスのフロントエンドデバイス(ユーザー接点のデバイス)だということ。
    Amazonでのショッピングは、極端に手順が省略されています。
    そして、Amazonのクラウドサービス上に、pdfや写真を保存することで、Kindle Fire HDで閲覧できるようになります。

    ここまで理解したところで、私にぴったりな7インチタブレットは、Nexus7だということに気づきました。
    会社でもプライベートでも、Googleのサービスをめちゃくちゃ使っています。
    ドキュメントはGoogle Driveに保管しています。
    最近は、Google+で、取引先やフリーランスの方とコミュニケーションを取っています。

    ある程度、Google Driveの活用を習得した状況から、あえてもうひとつ、ドキュメントを保管する環境を別のクラウド上に作るのは、現実的ではないっす。
    これらの私の資産に、Nexus7なら、とっても簡単にスマートにアクセスできるように設計されていると確信しました。 
    それとともに、昨今のGoogleの全方位的な戦略(最近ますます加速しています)、なんかよくわかった気がするとともに、ちょっとゾッとする感覚も覚えます。

    最後に「iPad mini」ですが、Appleのクラウド上にはほとんど何もおいていないので、仕事で使う観点言うと「iPad mini」は今のところ買うことはないと思います。 

    今年は、たぶんスマートTVの領域でも、新しい大きな動きがあると思います。
    AppleとGoogleはここの領域を明らかに狙っています。
    この動きが具体的になったときに、デバイスを買うことになるだろーなと思っています。 この関連のネタでは、Nexus7を買ったときに、また書いてみます。