2013年1月2日水曜日

Amazon Kindle Fire HDを使ってみて実感したこと

2012年末にKindle Fire HDが発売されました。


購入予約していたので、早速その日に届きました。
2週間ほど使ってみて「いいね!」と思ったことと「あれ?」と思ったことが、それぞれあります。
そして、「iPad mini」や「Nexus7」と比較して、「こういうことかな」と、頭の中を整理してみましたので、シェアします。
みなさんからも、いろいろ情報を教えていただきたいので、お気軽にコメントください。

そもそも、メジャーな7インチタブレット「iPad mini」、「Nexus7」、「Kindle Fire HD」の中から、「Kindle Fire HD」を選んだのか?

主な理由は以下の3つです。
  • 電子書籍リーダーのKindleに期待した。
  • ハードウウェアのスペックの価格性能費が高い。
  • Amazonのクラウドと連携して、独自の世界を構築しようとしている感じがする。

  • Kindle Fire HDの「いいね!」

    既にアカウントがセットアップして届く

    考えれば当たり前なのですが、Amazonで注文しているので、Amazon側で私のアカウント情報をセットアップ済みで、Kindleを届けてくれる。 これ、気が効いてる気がして、いい感じ。(嫌だなと思う人がいるのかな?)

    Amazonでショッピングしやすい

    これまた、考えれば当たり前なのですが、Amazonにログイン済み(というか、Amazonのクラウドサービスのフロントエンドデバイス)なので、購入確認ステップが非常に少ないです。
    とっても便利です。しかし、買いすぎる方向に振れる恐れあり。

    Kindle独自ブラウザのシルクが速いかも

    先読みするらしいシルクは速い気がします。定量的にテストはしていません。あくまで実感値。

    7インチサイズは、やっぱいい

    「iPad mini」、「Nexus7」にも同じことが言えると思いますが、7インチサイズが持ち運びにぴったりです。
    電車の中で使っていても、丁度いい大きさだと感じます。 (iPadは、電車の中では、大きすぎました。。。)

    Kindle Fire HDの「あれ?」

    アプリが少ない

    これは、ざんねんマックスだったのですが、アプリが少ない。。。
    Huluがないのが一番ショックでした。
    あと、Google系のアプリが今のところ全滅です。 ちなみに、アプリ内の地図サービスはAmazon独自の地図になるようです。 うーん。

    シルクブラウザの標準検索サービスがbing

    googleを使い慣れている身には、bingは使い慣れないっす。
    設定で変更できるのかなとチェックしましたが、無理のようです。

    電子書籍がまだ少ないのね

    これは、Amazonに限ったことではないですが。
    それと、洋書で、アメリカだともっとやすい本が、日本だと高く値段が設定されているものがあります。これはなぜ?

    たまたまハードの初期不良だったのですが、サポートが「あれ?」

    届いてしばらくして、「自動的にシャットダウンしてしまう」という初期不良がありました。
     初期化しても同じ症状なので、あきらかに初期不良。
    サポートへの問い合わせは、チャット、メール、電話の3つの方法が用意されていました。 チャットしても応答なし。
    メールしても、変な返答&レスポンス悪し。結局翌日に電話して、交換してもらいました。
    その際に、わたしからの問い合わせが統合されていないようで、同じことを繰り返し説明する必要がありました。
    販売開始したばかりで混乱していたのでしょうが、Amazonらしくない感じがしました。

    「iPhone」、「iPad」のkindleアプリでこと足りるかも

    まだ、「Kindle Fire HD」のKindleアプリ使いこなしていないのですが、直接購入する機能以外、それほど魅力的な機能がないのでは、と思うのは私だけ?

    そっかこういうことか

    使ってみて実感したのは、クラウドサービスのフロントエンドデバイス(ユーザー接点のデバイス)だということ。
    Amazonでのショッピングは、極端に手順が省略されています。
    そして、Amazonのクラウドサービス上に、pdfや写真を保存することで、Kindle Fire HDで閲覧できるようになります。

    ここまで理解したところで、私にぴったりな7インチタブレットは、Nexus7だということに気づきました。
    会社でもプライベートでも、Googleのサービスをめちゃくちゃ使っています。
    ドキュメントはGoogle Driveに保管しています。
    最近は、Google+で、取引先やフリーランスの方とコミュニケーションを取っています。

    ある程度、Google Driveの活用を習得した状況から、あえてもうひとつ、ドキュメントを保管する環境を別のクラウド上に作るのは、現実的ではないっす。
    これらの私の資産に、Nexus7なら、とっても簡単にスマートにアクセスできるように設計されていると確信しました。 
    それとともに、昨今のGoogleの全方位的な戦略(最近ますます加速しています)、なんかよくわかった気がするとともに、ちょっとゾッとする感覚も覚えます。

    最後に「iPad mini」ですが、Appleのクラウド上にはほとんど何もおいていないので、仕事で使う観点言うと「iPad mini」は今のところ買うことはないと思います。 

    今年は、たぶんスマートTVの領域でも、新しい大きな動きがあると思います。
    AppleとGoogleはここの領域を明らかに狙っています。
    この動きが具体的になったときに、デバイスを買うことになるだろーなと思っています。 この関連のネタでは、Nexus7を買ったときに、また書いてみます。

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